2023年12月11日、再編集いたしました。
花巻が気になる方に、お役に立つかもしれない情報を発信してまいります。
復興支援、岩手県民を元気づけるなどの目的のもと、復元された蒸気機関車「SL銀河」。
目次
SL銀河運行終了
先日(2021年11月19日)JR東日本からお知らせがありました。
以下引用いたします。
「SL銀河」の運行終了について
観光面からの復興支援と地域の活性化を目指し、2014 年 4 月に釜石線で運行を開始した「SL銀河」は、旅客車(キハ 141 系)の老朽化に伴い、2023 年春をもって運行を終了することとなりました。
運行終了まで引き続き「SL銀河」を活用した様々なイベントを計画し盛り上げてまいります。また運行終了後につきましても、新たな観光列車の運行に向けて検討を進めるとともに、地域のみなさまと一緒に観光振興に取り組んでまいります。
蒸気機関車ではなく、旅客車の老朽化が主な終了理由ということです。
SL銀河乗車
2014年に開始されたSL銀河。
切符(指定席)を取ることがかなり難しかったのですが、11月になってゲットできました。
遠野駅から
原則、土曜日~日曜日、花巻駅~釜石駅を往復するコースですが、遠野駅からの乗降も可能です。
花巻駅から普通列車で遠野駅まで行き、語り部さんのお話を聞いた後、遠野で燃料補給を完了したSL銀河に乗車しました。
めがね橋がGOODです↓
スカイブルーの客車は星座が描かれており、宮沢賢治さんの「銀河鉄道の夜」をイメージしたものと思われます。
沿線の方との触れ合い
人気のプラネタリウムは見ることができませんでしたが、遠野駅から花巻駅到着まで列車外の方たちと手を振り合え、楽しかったです。
「遠野さ また おでんせ」
遠野駅出発時の車内からの風景です。
蒸気機関車は時々汽笛を鳴らしながらゆっくり走行します。
列車内は皆笑顔笑顔、実は石炭を燃やした蒸気の匂い…個人的にはけっこう好きです😊
4人掛けのボックス席はやや狭くて前の方の膝が当たりそうでしたが、それもいい思い出です。
花巻駅到着
花巻駅では、まるで花巻市民が全員集まったのでは?(ちょっと大げさ 笑)と思うほど。
撮影者を含めて皆興奮冷めやらぬ状況でした。
まだまだ続くSL銀河人気
鉄道ファン、いわゆる鉄ちゃん以外の方(普段はそれほど鉄道に興味がない方)にも土・日曜日の大音量の汽笛や蒸気音には感動、懐かしさを覚えたと思います。
人は懐かしいものに共感する生き物です。
銀河のエンブレムが美しい。
花巻駅でも輝いています、鉄の持つ重厚な魅力に参ってしまいます。
帽子をかぶせてもらって心底うれしそうな、将来の鉄道マン、鉄道ウーマンかな?
2023年春までにできること
終了は残念ですが、2023年の春までは運行するということで、それまでは釜石線沿線の方々をはじめとする岩手県民の皆さんで運行を支援していきましょう。
利用すること、観光等関連事業にお金を落とすことの他に手を振ることが支援になると思います。
ちなみに私の叔母親子は5~6回乗車しています。
SL銀河、めがね橋も掲載されています。
SL銀河最終年度、新花巻駅の風景です。
久々に生で見ました、SL銀河。
— 郷花巻 (@butakko1) November 26, 2022
似内駅をけっこうなスピードで通り過ぎていきました。
私の他に親子連れが二組、すんごくうれしそうでした☺
花巻駅を出てから似内駅までの汽笛、似内駅を過ぎてからの蒸気に感動!感動!😂
またね、SL銀河。 pic.twitter.com/oO3OkD0WSm
SL銀河は似内駅をあっという間に通り過ぎ、新花巻駅に向って蒸気をはきつづけました
— 郷花巻 (@butakko1) November 26, 2022
二度三度感動😂 pic.twitter.com/ztDObZIya1
「カオナシ」出現。
— 郷花巻 (@butakko1) April 29, 2023
宮崎駿監督は「銀河鉄道の夜」をイメージしていたらしい? pic.twitter.com/B0MqobUYq1
SL銀河運行終了となりましたが…復活願います。
— 郷花巻 (@butakko1) July 2, 2023
先日、フリマアプリでSL銀河に関する(広報誌ではありません)品を出し、購入していただきました。
花巻大好き購入者様には大変感謝されました。
SL銀河に限らず、フリマやSNS利用者様には花巻を何度も訪れている方がいらっしゃいます。
ありがたいです😂 pic.twitter.com/3ilHjg0XiJ
SL銀河の貢献度まとめ
- SL銀河は、岩手県の釜石線で運行されていた蒸気機関車牽引の観光列車。宮沢賢治の小説『銀河鉄道の夜』をモチーフとしています。東日本大震災からの復興支援と地域活性化を目的として、2014年に運行を開始しました。
- SL銀河は、多くの人々に蒸気機関車の魅力や釜石線の風景を楽しんでもらうとともに、地元の経済や文化にも貢献しました。運行期間中には、約55,000人が乗車し、沿線の宿泊施設や飲食店などにも客足が増えました。また、SL銀河に関連するイベントやグッズ、駅弁なども多数開発され、地域の特産品や歴史などをPRする機会にもなりました。
- SL銀河は、2023年6月に運行を終了しました。最終運行日には、多くのファンや地元住民が見送りに駆けつけ、感謝や惜別の声が寄せられました。SL銀河は、9年間にわたって岩手県の復興と発展に大きく貢献した列車として、記憶に残るでしょう。
SL銀河の個人的感想です。
震災からの復興貢献度 | ★★★★★★★★ |
人の温かみ認識度 | ★★★★★★★ |
乗車して楽しい・見て楽しい | ★★★★★★★ |