2023年2月11日に行われた元祖わんこそば全日本大会の様子をお伝えします。
花巻が気になる方に、お役に立つかもしれない情報を発信してまいります。
目次
元祖わんこそば全日本大会
3年ぶりに開催された元祖わんこそば全日本大会の様子を記事にいたしました。
下記は2022年今から1年ほど前に作成、復活を期待したまとめ記事です。
新型コロナの影響で2年続けて中止となった元祖わんこそば全日本大会。
2020年の2月は感染情報が少なかっため、開催となりましたが、2021年・2022年は感染拡大のため中止となったのはやむを得なかったことでしょう。
特に2022年は開催予定でしたが、感染者が増加したため、直前に中止となりました。
食士(参加者)は早目に募集・応募となる都合上、関係者にとって中止は辛いことだったでしょう。
ほぼ毎年会場を訪れる私でさえ、そんな辛い思いをしたひとりですから……。
2年ぶりの開催
元祖わんこそば全日本大会が開催される2月11日は真冬真っ只中、寒いは雪は降るわでなかなか大変なイベントです(笑)
ちなみに盛岡で行われるのは「全日本わんこそば選手権」です。
毎年11月に開催されるため、花巻とは必然的に差別化されています。
我が家から会場の花巻市文化会館までは徒歩で10分ほどです。
昨日から降り続いた雪も止み、かなり積雪はあるものの穏やかな天気になりそうです。
テレビ局がきているので、花巻を代表する行事が始まるんだという高ぶった気持ちがフツフツと湧いてきました。
出場するわけではありませんが、テンションが上がってきました。
駐車場も満車、遅くいらっしゃた方は遠方に停めるしかないようです。
会場周辺にはキッチンカーが勢揃い、大会を盛り上げてくれます。
新型コロナウイルス感染症対策
会場入り口では、係の方が一人一人の体温を測定、消毒も完了した方はマスクに赤いシールを張った後、入場が認められるルールです。
大ホールまでの階段には、おなじみの幟が設置され、元祖わんこそば全日本大会であることを認識させてくれます。
賢治さんが大好きだった花巻のお蕎麦。
わんこそばの始まりが嘉司屋さん、賢治さんが頻繁に通ったのがやぶ屋さんと言われていて、どちらのお店にも賢治さんゆかりのセットがあります。
以下はわんこそばならここという名店、嘉司屋さんとやぶ屋さんの紹介記事です。
会場にはいままでの中止の分を取り戻そうする方が多いような気がします。
司会はなじみのお二人です。
花巻市文化会館。
— 郷花巻 (@butakko1) February 11, 2023
3年ぶりの大会開始です。
なじみの司会のお二人、おつかれさまです☺ pic.twitter.com/xXQpkMvvkV
オープニングムービー
司会のお二人の自己紹介、本日の構成等紹介の後は恒例のオープニングムービーが映し出されます。
戦国時代をイメージした動画は毎回、ところどころリニューアルされています。
下の場面も今回初めて見るような気がします。
ちなみに2020年のオープニングムービーはこちらです。
開会式
大会を支える皆様が勢揃いです。
給仕は主に花巻市内の高校生が担当します。
胃袋自慢の方たちへの応援を呼びかけます。
選手宣誓
こちらも恒例、小学生の部に出場する子供たちの選手宣誓!
正々堂々と戦うことを誓っている……と思われます(笑)
開始の前のインターバル、演奏で楽しませていただきました。
今回からの新たな試みと思われます。
エキシビションマッチ
今回から設定された「エキシビションマッチ」
主催者から選ばれた方が出場、マラソンで言えばペースメーカーといったところでしょうか?(笑)
それでも3分間で約90杯、一般的な方なら80杯は可能です。
小学生の部
ここからが本番、いわゆる競技開始です。
小学生は下は1年生、上は6年生ですから、体の作りが異なります。
7歳は10杯台、12歳は80杯台、どうしても差がついてしまいます。
今まで小学生の部の最高は3人で241杯、3分で1人平均80杯。
個人での最高は112杯と司会の瀬川こうこさん(FM花巻によく出演されています)がお話しされていました。
尚、検査役がこぼれた蕎麦等を判断、1杯~2杯ほどマイナスとなるケースがあります。
父兄と関係者の応援がすごい
声は出せずともスティックバルーンをたたいての応援は盛り上がり最高潮です。
小学生の部、応援盛り上がっています☺
— 郷花巻 (@butakko1) February 11, 2023
声援を控えて、スティックバルーンで応援です。 pic.twitter.com/ArQEFQoVvp
カウンターはアナログ、分かりやすいですね。
こちらも地元の高校生が担当です。
団体の部
さあ、11時もかなりまわりました。
団体の部は予定では11時からですが……いつものことなので気にしません、私は(笑)
表彰式の予定時刻は15時ですが、かなり遅くなりそうです。
- 団体の部は5分になります。
- 大人はさすがに早い、給仕さんとのあうんの呼吸も重要です。
- 上位に入るにはテクニックが必要。練習も必要かも。
司会の方が「わんこそば大会に勝つための養成ギブス」を使用しているのではと突っ込んだのでうけにうけました(私だけ?)
しっかり巨人の星、星飛雄馬と言っていました(笑)
けけけ、のめのめ! けけけは食え食えです。
気にしませんが、お昼も近く、帰宅を余儀なくされました。
う~ん、せめて「アトラクション アナウンサー対抗の部」を見たかったなあ。
下記は2022年にめんこいテレビのアナウンサーお二人も参加された様子です。
昔は二人婆織(ににんばおり)でしたが、今回は?
#細田啓信 アナと #三宅絹紗 アナが「#わんこそば全日本大会」に出場‼️
— 岩手めんこいテレビ (@menkoi_tv) February 11, 2020
三宅アナからLINEが✨
三宅アナ:本番前の写真です😋
Q:どうしてカツサンド?
三宅アナ:“勝つ”って事で験担ぎ ❣️ 結果は内緒ですがチームワークを発揮できました😊
結果は18:14『mitライブニュース』で#めんこいテレビ pic.twitter.com/B2rKwowueS
細田アナは残念ながら2023年6月でめんこいテレビを退職。
今回(第65回)はめんこいテレビの福永アナと西島アナのコンビが優勝しました。
同時開催イベント
特産品コーナーでは漬物やワインなど花巻の特産物の展示即売会が行われています。
そば茶屋
花巻産の蕎麦を提供、価格もリーズナブルなため大盛況です。
できれば大海老天そばをいただきたいなあ~
工芸品も展示され、にぎわっていました。
実はミニチュアオムレツフライパンを購入させていただきました(笑)
キッチンカー
大盛況のキッチンカー、花巻でも大きな行事が少なかったため、財布のひもも緩みますね。
岩手県を中心に販売している「たこ焼き家マァ坊」さんには長蛇の列ができていました。
うわさには聞いていた「焼きおにぎりのかりん」キッチンカー。
花巻市大通り「花龍(かりん)」の焼きみそおにぎりを何度もいただいている私にとって最もそそられたキッチンカーです。
ランチタイム、大変な行列です。
私は…すいません、地元の名産品を素通りして、更には文化会館近くの「白金豚のポパイ」も素通りして(すごい混みようでした)「ほっかほっか亭 チンジャオ丼」を購入、空いていたのですぐ買えたので、ラッキーでした(笑)
花巻名物、まだまだありましたね。
今や全国区となった白金豚、かつて「どっちの料理ショー」で紹介されたのがブレイクするきっかけだったのでしょうか?
優勝横綱決定
すいません、個人の部優勝はNHKさんのニュースからどうぞ。
久々に地元岩手、一関の方が優勝されました。
5分間で228杯、早食いもスキルが要求されますね。
ちなみに団体の部の一人が個人の部の1位を上回った場合は、団体の部の方が日本一らしいです。
皆様にとっても私にとっても大変楽しい「元祖わんこそば全日本大会」でした。
元祖わんこそば全日本大会の個人的感想です。
ユニークさ | ★★★★★ |
面白さ | ★★★★★ |
大会周知度 | ★★★★★ |