2023年9月4日、再編集公開いたしました。
花巻が気になる方に、お役に立つかもしれない情報を発信してまいります。
目次
花巻市内には賢治ゆかりの地が多数存在します。
この案内板では、その地域の賢治ゆかりの地を紹介しています。
30基ある案内板を巡って、賢治さんの足跡をたどってみませんか。
宮沢賢治ゆかりの地案内板は花巻市内に30基存在しています。
西は「鉛温泉・なめとこ山」、大迫は「早池峰山・河原坊」、東和町は「丹内山神社」、石鳥谷は「葛丸ダム」とまさに広範囲に渡っています。
花巻警察署跡
花巻警察署跡は上町の「花巻中央広場」にあります。
花巻中央広場周辺はかつて最も賑わっていた場所であり、花巻を象徴する以下のビルが建っていました。
- 花巻デパート
- 花巻市内の商店が共同で運営していた。
- 夏休みは特設のお化け屋敷で盛り上がった。
- エセナ(花巻デパートの跡地)
- みちのくコカコーラが経営していた。
- 夜も営業している飲食スペースがあった。
- 花巻市街が一望できるエレベーターがあった。
- 地下にカラオケコーナーがあった。
今は花巻市民の憩いの場・散歩コース「花巻中央広場」として生まれ変わっています。
以下案内板からの抜粋です。大正時代、この辺りには花巻警察署がありました。
童話「毒もみのすきな署長さん」は、毒を使って魚を取ること (毒もみ)を取り締まる責任者の警察署長が、実は犯人だった。という話です。
また、この周辺には、賢治の産湯をくみ上げたとされた産湯の井戸が残されています。[産湯の井戸]
賢治が生まれた当時は産院がなく、一番目の子供は母親の実家で出産するのが習わしでした。
長男賢治の産湯をくみ上げたとされる井戸が今でも宮澤商店の敷地内に残されてい ます。[賢治の広場]
賢治が過ごした時代の街並みなどの展示を通して、賢治の作品世界や賢治がいた時代の花巻を感じることができます。
毒もみのすきな署長さんについて
「毒もみのすきな署長さん」という宮沢賢治さん作の童話は「注文の多い料理店」「セロ弾きのゴーシュ」「どんぐりと山猫」等と比べるとそれほど知られている童話ではないようですが、賢治さん作品を愛する人たちにとっては当然の如く知られている作品のようです。
宮沢賢治産湯の井戸について
その名の通り、賢治さん生誕時に使用された井戸です。
毎年8月、宮沢家のご好意により一般公開されます。
2023年8月の「宮沢賢治産湯の井戸」は下記から確認できます。
賢治の広場について
賢治の広場は花巻市上町にあります。
現在「花巻中央広場」になっている「エセナ」ビル内にかつてはありました。
敷地内の「ハナマルカフェ」、ジオラマ等の賢治さん展示物が特徴の施設です。
花巻警察署について
私が花巻で生活を始めた1980年代「花巻警察署」は末広町にありました。
- 駐車スペースがほとんどない(不便)。
- 安全協会が署内に存在し、何となく会費を払わざるを得ない雰囲気だった(存在自体が?)
- 免許更新講習は材木町の「市民の広場」で行っていた(不便)。
今では当たり前のように小舟渡地区に位置、駐車場も広く、免許更新の際の講習もスムーズで大変便利になりました。
花巻警察署跡設置場所「花巻中央広場」は冬季ライトアップされ、キッチンカーも登場します。
賢治さんゆかりの地案内板花巻警察署跡の個人的感想です。
花巻警察署跡の認知度 | ★★★ |
花巻警察署跡を撮影している人の姿 | ★★★ |
花巻警察署跡の重要度 | ★★★★★★ |