LIFE LOG(花巻ビュー)

花巻ビュー

花巻のうまいもの、スポット、温泉、祭りなどの情報を発信します

Machicocoは花巻情報誌

2023年9月3日、再編集公開いたしました。
花巻が気になる方に、お役に立つかもしれない情報を発信してまいります。

Machicocoで最も売れたのではないかと思われる第35号は「SL銀河」の特集でした。

目次

2023年春季号からB5版、季刊となりました。
B5版になったことで見やすくなり、最新号の表紙はマルカン10段ソフトクリームです。

Machicoco(マチココ)

マチココは、岩手県花巻市のまち歩きが楽しくなるマガジン。
花巻市の4地区(花巻、東和、石鳥谷、大迫)の風景や人々、文化や歴史、商店街やイベントを紹介する情報誌です。
Facebookで概要を確認できます。

www.facebook.com

花巻の情報誌

マチココは偶数月に発行されています。
2023年3月現在、発行継続中です。

Machicocoの通称は「花巻まち散歩マガジン」です。

  • 花巻市の商店街やイベント、人物などを紹介しています。
  • 2017年4月に創刊されました。
  • 2021年から徐々にリニューアル中、きれいな画像・懐かしい風景、整理された構成で見る者を引き付けています。

表紙の印象は、花巻市の魅力や歴史を伝えるものです。
マチココの表紙は、花巻市の4地区(花巻、東和、石鳥谷、大迫)の風景や人物を写真で紹介、季節や特集に合わせた色や文字が使われています。
例えば、2022年冬号の表紙は青と白の寒色系で、「まちのモニュメント」をテーマにしています。

 

花巻を巡る上でお役に立つ特集

  • 2019年2月号(第12号)特集まちのほっとスポット
  • 2020年2月号(第18号)特集路地
  • 2020年8月号(第21号)特集まちをポタリング(自転車で頑張らない程度にのんびり散歩をすること)
  • 2021年2月号(第24号)特集まちのモニュメント
  • 2021年4月号(第25号)特集桜の風景
  • 2021年8月号(第27号)特集菊池捏邸誌上内覧会
  • 2021年10月号(第28号)特集古民家巡り散歩
  • 2022年2月号(第30号)特集感謝の5周年
  • 2022年4月号(第31号)は賢治さん特集です。
    花巻出身の宮澤賢治さん。
    第31号では花巻駅周辺、茶寮かだんそば処やぶ屋産湯の井戸等…賢治さんゆかりの場所を巡っています。

  • A5版カラー30ページほどの冊子です。
  • 定価は1部税込み500円、発行部数が少ないため1部あたりの単価はギリギリではないかと思われます(あくまで個人の見解です)。
    消費税が上がった2019年10月以降も1部500円、価格据え置きはありがたいです。
  • 画像を見るだけでも楽しんでいただけます。 

  • 2022年6月号(第32号)はアートと会話と笑顔のまちと称して東和町土沢地区の特集です。
    たこ焼きの松葉商店、味噌醤油の佐々長醸造ワンデイシェフの大食堂などが紹介されています。
  • 2022年8月号(第33号)は花巻移住ムスメのおいしい散歩と称して花巻の個性的な飲食店の特集です
    焼きおにぎりの花龍(かりん)スープカレーしっぽ、パン工房こなききのゴーシュなどが紹介されています。

アートと会話と笑顔のまち、花巻。
ここまでご覧いただき、花巻への興味がグッと湧いてきたのではないでしょうか?(笑)

花龍(かりん)は市内大通りに店舗を構えていますが、最近「キッチンカー」が登場。
イベント等で活動しています。
先日(2023年2月11日)の元祖全日本わんこそば大会でも売り切れの大盛況だったそうです。

hanamaki.hatenablog.com

花龍(かりん)は花巻観光協会のサイトでも紹介されています。

www.kanko-hanamaki.ne.jp

高村光太郎レシピ

マチココの裏表紙こには「高村光太郎」の記事が毎回掲載されています。

光太郎レシピとは、花巻ゆかりの詩人(晩年を花巻で過ごしています)である高村光太郎さんの日記に書かれている料理の再現レシピのことです。
マチココでは、20号から特別企画として光太郎レシピを紹介しています。

 

光太郎レシピ例

光太郎レシピは、当時の食材や調理法を再現しつつも、現代風にアレンジされています。

賢治さんの散歩道

賢治さんゆかりの観光スポットも詳しく紹介しています。

未来都市銀河地球鉄道壁画

未来都市銀河地球鉄道壁画は、JR花巻駅から北側に200mほどの場所にあるアートスポットです。
高さ10メートル、長さ80メートルの擁壁に銀河鉄道の夜をイメージさせる幻想的な絵が描かれています。
日中は普通の壁ですが、夜にはライトアップされてロマンチックな雰囲気になります。

賢治さんゆかりの地案内板

花巻市内には賢治さんゆかりの地が多数存在します。
この案内板では、その地域の賢治さんゆかりの地を紹介しています。
30基ある案内板を巡って、賢治さんの足跡をたどってみましょう。

hanamaki.hatenablog.com

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2021年12月に閉店した花巻の人気店、照井だんご店さんはだんごの美味しさもさることながら、賢治さんが自費出版をしていた場所として知られています。
心象スケッチ「春と修羅」の印刷所跡の石碑が存在しています。

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花巻市内の裏通り、かつての名店「高権ラーメン」さん、後述する「茶寮かだん」も裏通りの名店です。
ちなみに高権ラーメンさんは熱々のあんかけが特徴、唯一無二の大人気ラーメンを提供していました。

餃子の夜来香

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下のツイートは以前のご主人が焼かれていた頃の夜来香さんです。
現在(2023年3月)のご主人になっても岩手県の餃子の名店ランキング第1位をキープされています。

マルカンビルは大食堂が有名

ポタリング(自転車で頑張らない程度にのんびり散歩をすること)でマルカンビルを訪れるのもありでしょう。
マルカンビル・大食堂はマチココでもたびたび取り上げられています。

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花巻の古民家

茶寮かだん

花巻の古民家と言えば「茶寮かだん」が頭に浮かびます。
ランチも提供している喫茶店で、昭和3年に建てられた古民家を改装しています。
宮沢賢治さんの親戚宅だったことから、賢治ゆかりの花壇があります。

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茶寮かだんでは、こだわりのコーヒーやスイーツを楽しめるほか、展覧会やイベントも開催されています。
花巻市役所から「ひゃっこ坂」を下ると徒歩2分ほどで到着します。

 

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ちなみに東和町にも古民家と呼べるのか? 重要文化財が存在します。

旧小原家

旧小原家は、花巻市東和町にある江戸時代の建築物、重要文化財に指定されています。南部曲がり家と呼ばれる特徴的な形をしており、人と家畜が一つ屋根の下で暮らしていた様子がわかります。
見学可能な施設となっており、花巻観光協会のウェブサイトで詳細を確認できます。

www.kanko-hanamaki.ne.jp

賢治の産湯

賢治の産湯とは、宮沢賢治が生まれたときに使われた井戸水のことです。
賢治さんは1896年8月27日に鍛治町の宮沢家で生まれました。
初産だった母は実家に帰って出産したので、産湯は母の実家の井戸からくみ上げられた水を使いました。
それが賢治の産湯であり、井戸は現在も残っており、毎年8月に一般公開されています。

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お店紹介

花巻飲食店の名店の一部を紹介いたします。

イタリアン Legame dall' orto(レガーメ ダ オルト)

Legame dall' orto(レガーメ ダ オルト)のタコ料理は味が濃くてBIG、ソーセージ料理もおすすめです。

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マッシュ (M@chou)

マッシュは、プティシュシュタナカというお店のカフェ&バーの名前です。
星が丘にあるおしゃれな空間で、手作りのケーキやドリンク、お酒やおつまみを楽しめます。
代表的なスイーツに、米粉100%の「ロールケーキオリザ」、サクッとした食感がサブレのイメージを一新させた「ゴーシュのサブレ」があります。
18時からはバータイムになります。

花巻市東和町特集

東和町花巻市の東側に位置し、自然豊かな風景が広がる田園の街です。
東和町の代表する偉人が画家の萬鉄五郎、土沢駅から徒歩で8分ほどの場所に萬鉄五郎記念美術館」があります。
熊野神社毘沙門堂境内で行われる「全国泣き相撲大会」は全国から多数の赤ちゃんが参加、健やかな成長を願います。

たこ焼きの「松葉商店」、醤油・味噌の「佐々長醸造、老舗の和食処「小桜家」等が紹介されています。
佐々長醸造のシルバーサンドはコッペパンに春雨を挟んだ大人気の調理パンです。

石川県出身で、戦後は花巻で過ごしながら労働者を題材にした社会主義リアリズムの画家として活躍した寺島貞志(てらしまていし)を紹介しています。
萬鉄五郎記念美術館でも寺島貞志の展示会が開催されました。

萬鉄五郎記念美術館は小高い丘の上に建っています。
釜石線の魅力は景色の良いところ、SL銀河は2023年で終了となりますが、車輛からの眺め、沿線の方が手を振って迎え・送ってくれる……うれしさでいっぱいになります。

花巻の魅力が詰まっている「Machicoco」。
花巻にいらっしゃる際にお役に立つこと間違いありません。
写真や文章にも引き付けられる、そんなマチココは花巻を代表するタウン情報誌です。

Machicocoの個人的感想です。

構成 ★★★★★
画像の美しさ ★★★★★
花巻観光お役立ち度 ★★★★★