LIFE LOG(花巻ビュー)

花巻ビュー

花巻のうまいもの、スポット、温泉、祭りなどの情報を発信します

八日市つるし雛まつり開催

2023年2月19日、編集公開いたしました。
花巻が気になる方に、お役に立つかもしれない情報を発信してまいります。

目次

八日市つるし雛まつり

2023年2月18日(土)~2023年3月3日(金)まで開催されました。

www.kanko-hanamaki.ne.jp

下記は2020年2月に撮影した八日市つるし雛まつり」です
この頃はまだコロナ感染情報がほとんどない穏やかな日常でした。

www.youtube.com

八日市つるし雛まつり石鳥谷町八日市振興センターで行われます。
新型コロナの影響で3年ぶりの開催となります。
鮮やかな赤の芸術品をお楽しみください。
入場無料です。

3年前は気が付かなかったけれど、八日市振興センターの敷地内には土俵があったんですね。
岩手から関取誕生、お願いします。
岩手のヒーロー、錦木もがんばっています。
なんと、2023年7月名古屋場所10勝5敗殊勲賞、2023年9月秋場所では新小結に昇進しました。

八日市振興センターの周辺には八日市つるし雛まつり」の幟が連なっているので、すぐに開催会場がわかります。
駐車場整理の方も親切に案内してくれますので、ご高齢の方でも安楽に駐車できます。

矢印に沿って、見学をお願いします。
左~左と回っていく感じですね。

地元のお母さんがこしらえたのでしょう。
つるし雛関連の手芸作品?が売れていました。

つるし雛とひな人形

行事名が「つるし雛」なので、つるし雛に目が行きがちですが、通常のひな人形も多く置かれています。

 

つるし雛

本当に鮮やかです。

全ての列の最後に「りん」を吊るすそうです。
りんは「香り袋」「屠蘇袋」「薬袋」「富士山」をあらわし、長寿を願う物として吊るします。

第18回八日市つるし雛まつりチラシから抜粋

しらうおのような手で
ぱっちりとした大きな目で
心はいつもびっかびか
愛と夢を語る八日市つるし雛

3年ぶりの開催です。
来場の皆様のお声を聞くと、例年よりもやや縮小開催となったようです。
八日市つるし雛まつりに限らず、全てのイベント等が徐々に通常開催に戻ることを祈念します。

縮小開催の現状

  • 展示部屋が一部屋のみ(以前は数部屋使用されていた気がします)
  • ステージが使用されていない(皆様のお声から)

本当に鮮やかな赤です。
皆様、静かに感嘆の声をあげて「いいね~」と思わず口に出てしまうようです。

私はスマホで撮影しましたが、本格的なカメラやビデオカメラで撮影されている方も多くいらっしゃいます。

女性の見学者が多いのはもちろんですが、男性の見学者もかなりいらっしゃいます。
感覚的には3割ほどが男性でしょうか。
男性ほど本格的な撮影機材を使用されていますね。

 

第18回八日市つるし雛まつりチラシから抜粋

花巻市では大迫町の「宿場の雛まつり」が有名ですが、知る人ぞ知る!穴場の「ひなまつり」それは 「八日市つるし雛まつり」です。
地元の女性グループによる手作りの「つるし雛」が展示されます。 
一冬かけて作った手芸作品も展示!!
どうぞごゆっくりご覧下さい。 

心が洗われる、ひと時でも「非日常の世界」に入り込み、俗世間を忘れさせてくれる空間、それが八日市つるし雛まつり」と言っても過言ではないでしょう。

つるし雛の由来

第18回八日市つるし雛まつりチラシから抜粋

節句のおり雛まつり段飾りの左右にたくさんのつるし雛をさげ、賑やかにお祝いしたと伝えられています。
つるし雛は直径40cm前後の紅白の輪に7本の赤い糸がつるされ、その1本1本に7個の人形、全部で49個の人形が飾り付けられます。なぜ49個かというと一説には男性の人生はわずか50年、女性は1歩下がって49年といわれたことから、この数になったと言われています。古くは江戸時代からあり、おばあちゃんが可愛い孫のためにありあわせの布などを使って女の子の生活に必要なものを作ったと言われています。人形類、野菜、果物、動物、宝物、花まり等です。これは子孫繁栄、動植物をいたわり、食べ物に困らないように、まりは家庭の幸せ、人の輪、人生の輪をあらわしていると言われています。 (弓岡勝美の本から)

ひな人形

つるし雛とともに個性的なひな人形も飾られています。

地元の女性有志様による手作りの「ひな人形」も展示されます。 

披露することができなかった3年間の思いが作品に込められてるいるのでしょう。

2023年の干支は兎、癒しの展示作品ですね。

素晴らしくバランスがいいです。
よく考えられて飾られていますね。

受け継がれてきたであろう「ひな人形」
保管状態が良く、長年の手入れが素晴らしかったことが感じられます。

「今日は楽しいひな祭り♪ 」を口ずさみそうに…なりそうです。

販売コーナー

一冬以上かけてこしらえたであろう手芸作品が展示即売されています。
なかなかの盛況、楽しそうに会話が弾んでいました。

掲示コーナー

出入り口付近につるし雛とともに手間をかけて作られたであろう扇子等が飾られています。

第18回八日市つるし雛まつりチラシから抜粋

花 全て花は、花のように娘や孫が可愛くなりますように
七宝まり 幼い子の遊び道具 円は和・輪・話すべて丸くおさめる

 

第18回八日市つるし雛まつりチラシから抜粋

扇子 末広がり みんなの幸せを祈る

第18回八日市つるし雛まつりチラシから抜粋

全てを赤い糸でつるすということは、 赤は厄除けという意味があり、輪につるすということは全て丸くおさめるという意味があります。

赤には厄除けの意味があったのですね。

艶やかさ ★★★★★
人を引きつける魅力度 ★★★★★ 
来年も訪れたい度 ★★★★★ ★