LIFE LOG(花巻ビュー)

花巻ビュー

花巻のうまいもの、スポット、温泉、祭りなどの情報を発信します

大畠家そば

2023年7月1日、編集公開いたしました。
花巻が気になる方に、お役に立つかもしれない情報を発信してまいります。

目次

花巻そばの名店

花巻のキーワードといえば温泉、宮沢賢治さん、観光…そしてそして、そばの街でもあります。
有名なのはわんこそば
江戸時代に南部氏27代の南部利直公が上京する際、花巻に立ち寄り、出された少量のそばを大変気に入り、何杯もお代わりしたことに由来して「わんこそば」という名前になったという説が有力ですが、諸説あるようです。

hanamaki.hatenablog.com

花巻市には、多くのそばの名店があります。
花巻そばは細くて弾力があり、つるつるとした食感が特徴です。
また、そば粉に小麦粉を混ぜて作られることが多く、小麦粉の甘みが加わり、コシのある食感になります。
嘉司屋とやぶ屋は花巻そばの2大名店と言ってもいいほどの地位を確立しています。

嘉司屋は、明治37年創業の老舗で、自慢の自家製二八そばと、季節そばや料理はもちろん、花巻名物のわんこそばも提供しています。

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やぶ屋もわんこそばを提供、自家製の二八そばを使った料理が人気、サイダー付の賢治セットもあり、地元の人々から愛されています。

hanamaki.hatenablog.com

 

そばの名産地花巻

花巻はなぜそばの名産地と呼ばれるようになったのでしょうか?
大まかに言うと花巻及び周辺がそばに適した土壌であり、四季のはっきりした特に極寒の気候がそば作りに適していたということでしょう。

もう一つのそばの名店

大畠家さんの通常の営業時間は11時~14時です。
次回の休店日も含めてボードで確認できます。

行列ができるお店

花巻で行列ができるお店は数々あれど、日常的に店の外まで行列ができるのは、

  • 満州にらラーメンのさかえや
  • 中華の名店一品香(いっぴんこう)
  • そばの大畠家

私の認識ではそういったところでしょうか。

大畠家さんの行列は日常茶飯事ですが、回転がいいので比較的早めに席に着くことができます。
「あ~あ、すごい行列だな~」とあきらめて帰ることなく、並んでみるのもありです。
がまんできる待ち時間には個人差がありますから、一概には言えません。

大畠家の魅力代弁

麺好き女子、あやかちゃんに先に大畠家さんの魅力を語ってもらいましょう。
あやかちゃんはあくまで仮想人物、蕎麦を含めたパスタ大好き女子です(笑)

こんにちは、おそばやパスタ、麺好き女子のあやかです。
一人で色々な場所を巡るのが趣味です。
今日は、花巻のそばの名店、大畠家さんに来ています。
大畠家さんは、江戸慶長時代の創業、ゆうに100年を超えている老舗で、手打ちそばの伝統を守り続けています。
嘉司屋さんはわんこそば全日本大会発祥のお店ですが、わんこそばの始まりは大畠家さんと言われています。
そばは自家製のそば粉を使って毎朝打たれており、香り高くてコシが強いです。
メニューは、ざるそば、もりそば、かけそば、カレーそば、玉子とじそばが人気です。
11時40分頃、到着しましたが、既に数人の方が並んでいました。
20分ほど待ってから店内に案内され、席に着くことができました。
私は、皆さんの情報からもりそば2枚とカレーそばをお願いしました。
皆さんの言う通りコシが強く、そば好きの私にはたまらない美味しさでした。
大畠家さんは、花巻駅から徒歩20分ほどのところにあります。
花巻に行った際には、ぜひ立ち寄ってみてください。
私もまた行きたいと思います。

 

大畠家入店

2023年6月24日、11時ちょうどにお店前に到着、行列は…ありません。
並んでいる方が多かったため、11時少し前に開店したと予想。
予想通り、すでに20強ある席の20席ほどは埋まっていました。

おしながき

・ざるそば 四五〇円
・もりそば 四〇〇円
・かけそば 四〇〇円
・玉子とじそば 四八〇円
・柏そば 五三〇円
・月見そば 五三〇円
・カレーそば 五八〇円
・親子そば 五八〇円
・お酒(七福神) 四五〇円
・ビール(大瓶) 六五〇円
・ビール(中瓶) 五〇〇円
・オレンジ 二二〇円
・サイダー 二二〇円
・コーラ 二二〇円
・お新香 一〇〇円
・とろろ 一〇〇円 2023年6月24日現在です。

訪れたのは6月24日、土曜日。
曜日に左右されるほどなく、ランチタイムはほぼ満席状態です。
夏が似合う、風鈴が似合う、涼しさを感じる造りの店内です。
尚、営業はお昼のみ、提供できるそばが無くなり次第、閉店となります。
現在わんこそばは扱っていません。

入店して、すぐ注文が暗黙の了解。
そうしないといつまでも注文できませんから。
既にお品書きの内容が頭に入っている方が多いですね。

私は久しぶり(おそらく10年以上ぶり)なので、皆様の注文情報に基づき、注文内容を検討しました。
多い注文パターンは

  1. ざるそば2枚
  2. もりそば2枚
  3. ざるそば2枚またはもりそば2枚+カレーそばまたは玉子とじそば

私は3を選択、もりそば2枚+玉子としそばです。

気持ちよい接客

15分ほどでまずはもりそば2枚がやってきました。
もりそばざるそばは量が少な目なので、2枚以上いただくのが定石のようです。
大畠家さんを初めて訪れた際、1枚のみ頼んで、失敗しました(笑)
本日も1枚頼んで、追加で頼む方がいらっしゃいました。
接客は気持ちがいいです。
花巻の蕎麦屋さんは嘉司屋さん、やぶ屋さん、全て素晴らしい接遇ですね。

奥からは調理の音、揚げ物を揚げているような音?が聞こえきて、いただきますモード全開です。
薬味のネギともみじおろしは徐々に入れていきます。
そば本来の味を味わった後で、薬味が効いて二度三度、味わえますから。

 

コシのある麺、十二分に堪能しました。

お店の方がタイミングを測っていて、もりそばを完食する少し前のタイミングで、玉子とじそばがまいりました。

かけそばにシンプルに調理された玉子がのっています。
玉子を食べながら、温かいそばをいただく。
盛りそば同様、麺一本一本のうま味を堪能できました。
6月はこれですね。

きれいにはだけていただきました、完食の図。
ちなみに「はだける」とは岩手弁で「残さず食べる」という意味です。

PIP席があります。
正面入って右側奥、限られた空間に2つの席があり、一部の皆さんで話題となっているようです。
下記ツイートをごらんいただければ「右側の小上がりに座りたい」旨の返信がございます。

Twitter情報

大畠家さんの蕎麦をいただいた感想をまとめました。
おおはたやさんの「や」は屋ではなく、家ですからね(笑)

ボリューム ★★★★
美味しさ ★★★★★
コストパフォーマンス ★★★★