LIFE LOG(花巻ビュー)

花巻ビュー

花巻のうまいもの、スポット、温泉、祭りなどの情報を発信します

大沢温泉売店・お休み処

2023年9月29日、再編集公開いたしました。
花巻が気になる方に、お役に立つかもしれない情報を発信してまいります。
新型コロナウイルスの影響で、イベントや祭りが中止となり、感染予防のため外出・外食する機会も減少してしまいました。
まとめの記事となっております。

大沢温泉

宮沢賢治さんが日常的に利用した温泉宿として知られている大沢温泉
「大沢の湯」は情報番組で取り上げられる昭和レトロな温泉です。

大沢温泉は「山水閣」「湯治屋」「菊水館」の3つの温泉宿から成り立っています。
大沢の湯は「湯治屋」に属しており「山水閣」はリラックス・豪華食事・独自のお風呂(露天や家族風呂)が楽しめます。
山水閣に宿泊した方は大沢の湯をはじめ、全てのお風呂が利用できます。
菊水館はギャラリーとして稼働しています。

www.oosawaonsen.com

今回、温泉には付き物のお休み処(待合室)売店を紹介します。

湯治屋正面

いかにもいかにも「昭和」「レトロ」「懐かしさ」「癒し」を感じるたたずまいです。

この外観、この雰囲気が大好きな方は全国にいらっしゃいます。

湯治屋受け付け

スリッパに履き替え、受け付けへ、ソロバンや昔ながらの手書きの帳簿が似合うような……すいません。
昔は更に昭和の雰囲気が漂っていましたが、いい意味で清潔かつレトロな受け付けに生まれ変わりました。

 

受け付けを左に向かうと大沢の湯がある「湯治屋」、右に行くと半露天風呂の「豊沢の湯」があります。

豊沢の湯は混浴ではないので、女性も気にせず楽しめます。
天井から冷たい湯気が落ちてくるのはご愛嬌ということで…「いい湯だな♪」の歌詞にもありますからね。
尚、大沢の湯は女性専用タイムがあります。
間違って宿泊部屋を開けないでくださいね。

お休み処(待合室)

 

入浴後、畳に座って売店で購入したアイスを食べる…最高です!

湯治屋待ち合い今昔

電話、ラジオ、扇風機…意識した演出なのか? 収集したのか? たまたまあったものを並べただけなのか?
凝りに凝った素晴らしい演出だと思います。

タンスも年季が入っています…岩手の箪笥の名品、岩谷堂箪笥ではないようです。

昭和の名品(はかり、レジ?、スピーカー、ラジオ等)が勢揃い、大沢温泉は当時の時代の最先端を走っていたのでしょうね。

毎年4月29日に行われる「金勢祭り(こんせいまつり)」の名場面です。
情報番組で何度か取り上げられています。

花巻市内にもかつて市電「花巻電鉄」が走っていました。

大沢温泉湯治屋売店

受け付けの左側、湯治屋の案内板の隣りにレトロな雰囲気の「売店」があります。

売店今昔

他の温泉の売店と異なるのは生鮮等日常生活品を置いていることでしょう。
長く宿泊する方が多いからですね。

売店の様子の懐かしさ・気の温もりをお楽しみください。

花巻のお土産品はほとんど揃っていると言っても過言ではないでしょう。
ちなみに花巻市へのふるさと納税額は、東北の市町村で第2位です。

工芸品・民芸品も花巻の著名なお店が納品されているようです。

そう、昔で言うと万屋よろずや)。
小学校の社会科で習いましたね、都会では百貨店、田舎では万屋と。
万屋は食料品、日常雑貨等幅広い生活必需品を扱っていることが定義です。

 

野菜や肉、納豆など日常食料品もほどほど揃っていますので、長期の湯治には最適な売店、最適な宿となっています。

我が家ではこの時何を購入したのか? お菓子だったと思いますが…(笑)

大沢温泉売店とお休み処に特化した感想です。
昭和レトロ感はマルカンビル大食堂にも負けません…というか勝っている点がけっこうあります。

昭和レトロ感 ★★★★★★★
癒され度 ★★★★★★
また訪れたい度 ★★★★★★