2023年7月23日、編集公開いたしました。
花巻が気になる方に、お役に立つかもしれない情報を発信してまいります。
目次
はなまき宵宮とは?
- 花巻市の宵宮は、市街各地20ヶ所以上の寺社で行われる「夜宮」で、いわゆる各寺社の「縁日」を指しますが、花巻ではこれを「宵宮(よみや)」と呼びます。
- 毎年7月の1ヶ月間にまとまって開催、20か所以上が舞台となります。
- 宵宮には神饌を供え、静かな神楽を奏じ巫女の舞を献ずるが、後に祭りに奉仕した人々が神饌と同じもので神人共食の儀礼、つまり直会(なおらい)を行う所が多いようです。
「夜宮」と「宵宮」は現在はほぼ同等の意味で使われているようです。
古代からの厳密な違いは、時間帯と特定の祭祀の執り行われる頻度や性質にあり、「夜宮」は夜間に特別な神事を行う場所を指し、「宵宮」は夕方から夜の初めに行われる祭祀そのものを指すようです。
宵宮の本格的再開はおそらく4年ぶりとなります。
上町宵宮は宵宮の中でも最大規模、出店の数は最大です。
宵宮再開
新型コロナにより自粛されていた宵宮ですが、第5類への移行以降、状況も変化。
イベントやお祭りはほぼ自粛前に戻りつつあります。
はなまき宵宮の出店等は最盛期に及ばないものの、最大級の再開となりました。
2023年宵宮日程
- 1日 藤木神社(駅前大通り)出店出店予定
- 5日 円城寺蓮池大弁財尊天(御田屋町)
- 9日 藤木稲荷神社 (豊沢町)
- 10日 金毘羅神社 (吹張町)出店出店予定
- 12日 山ノ神神社(南川原町)・ 坂本稲荷神社(坂本町)
- 13日 勝行院虚空蔵菩薩(鍛治町)
- 14日 八坂神社(東町)
- 17日 観音堂(里川口町)・鳥谷崎神社(城内)出店出店予定・延寿寺(仲町)
- 18日 秋葉神社(末広町)・ 童児稲荷神社(大町)
- 19日 赤稲荷神社(桜木町)
- 21日 光徳寺太子堂 (上町)出店出店予定
- 22日 松庵寺 (双葉町)
- 24日 花巻神社 (四日町)
- 25日 天満宮(藤沢町)
- 27日 妙圓寺 (愛宕町)
- 28日 勝行院如来堂((鍛治町)
- 29日 鼬幣稲荷神社(石神町)
光徳寺大子堂
2023年の宵宮で最も大きなイベント、最も出店数が多い宵宮です。
光徳寺は南川原町に位置しますが、上町に近いため(双葉町にも近い)上町宵宮として開催されます。
「花巻夏まつり2023」と称して開催されるため、最も出店数が多く、盛大な祭りとなります。
15時~22時の間、交通規制が敷かれました。
マルカンビル大食堂前、美味しいと評判の東和町「松葉商店たこ焼き」は売り切れたそうです。
本日もおつかれさまです。
— 郷花巻 (@butakko1) July 21, 2023
ちょ~ちょ~出店で賑わっています。
子どもたちうれしそうです。☺ pic.twitter.com/tyyExU3dcQ
マルカンビル前から花巻中央公園まで及び吹張町信用金庫交差点からおばてい食堂交差点まで車輛通行止めになりました。
マルカンビルの周辺は夜まで賑わいました。
上町宵宮
— マルカンビル大食堂 (@MarukanShokudo) July 21, 2023
晴れてくれて本当に良かった! pic.twitter.com/smtxiFio95
旧まちなかビジターセンターの敷地内は時々イベントの舞台となります。
ちなみにまちなかビジターセンターとは?
賢治・光太郎・花巻城などの観光案内所であり、賢治さんを訪ね歩いた後の休憩所であり、賢治さん・花巻に関するお土産品の販売所です。
特に民芸品(賢治さんのこけしはマントとハットをかぶっています)工芸品は豊富な品揃えとなっています。
花巻観光協会直営店で、通常は静かに休める場所です。
2021年3月15日に閉店いたしました。
花巻中央広場とキッチンカー
花巻中央広場は古くは花巻デパート、そしてエセナビルがあった場所です。
現在は公園として整備され、花巻夏まつりや花巻まつり、冬季はイルミネーション・ライトアップされます。
「焼きおにぎりの花龍(かりん)」や「カレーだJ(じぇい)」などのキッチンカーが大活躍です。
山ノ神神社(南川原町)
南川原町の山の神神社の宵宮風景です。
新型コロナ前は沿道に出店がありました。
八坂神社(東町)
東町の八坂神社の宵宮風景です。
勝行院虚空蔵菩薩(鍛治町)
鍛治町の勝行院虚空蔵菩薩の宵宮風景です。
「水あめ」と「焼き鳥」のお店が出ていました。
7月28日、付近は通行止めとなり、出店ももう少し出るものと思われます。
はなまき宵宮の素晴らしさをまとめました。
2024年以降も更に素晴らしい宵宮になることに願いを込めて。
楽しさ | ★★★★★★ |
伝統継承度 | ★★★★★★ |
経済効果 | ★★★★★★ |