LIFE LOG(花巻ビュー)

花巻ビュー

花巻のうまいもの、スポット、温泉、祭りなどの情報を発信します

花巻まつり2023復活

2023年9月9日、編集公開いたしました。
花巻が気になる方に、お役に立つかもしれない情報を発信してまいります。

目次

花巻まつり通常開催

2023年の花巻まつりが開催されました。
花巻市民として「開催にこぎつけてくれた」全ての関係者様に感謝を申し上げます。
ありがとうございます。
お陰様で、本年は神輿が復活、念願の通常開催となりました。

まつり弁当

私が勤務している会社では毎年、花巻まつりの初日、まつり弁当が振る舞われます。
花巻の老舗仕出し店「赤沼商店」さん(江戸時代天保元年創業、赤藤さんとも呼ばれています)が下記のような豪華なお弁当を提供してくれます(確か1,000円ぐらいだったと思います)

卵焼きが有名ですが、他のおかずも大変美味しく、白いご飯とよく合います。

2023年花巻まつりの神輿や風流山車、屋台村、特産品フェア等の情報は下記からもどうぞ。

hanamaki.hatenablog.com

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特選品フェア

こちらも毎年の恒例行事、花巻市城内の花巻市民体育館で行われる「花巻まつり特産品フェア」です。

花巻市民体育館前には花巻温泉あんぱん」等を取り扱う花巻温泉さんをはじめ、キッチンカーが出店しています。

花巻でも最近キッチンカーを頻繁に見かけるようになりましたね。
はなまき宵宮でも大活躍、大人気でした。

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唐揚げや串カツのお店も…今やキッチンカーはイベントで引っ張りだこですね。

遠野塾さんは花巻市双葉町に店を構える、ホルモンとジンギスカン一押しのお店です。

花巻と言えば白金豚

花巻特産品と言えば、高源精麦の「白金豚(はっきんとん)」です。
9月8日放送の「ざわつく金曜日」では白金豚…ではなく、岩手県産の銘柄豚・岩中豚が紹介されていました。

 

岩手で豚肉と言えば杜仲茶ポーク等のブレンドポークがあるものの、花巻人としてはやはり白金豚ですよね。
白金豚は比較的敷居が低く、花巻市内の飲食店、お惣菜のお店等で取り扱いされているのがうれしいです。

市民体育館の外の風景、店舗や客数はいつもと変わらないように感じましたが、体育館内はいつもの7割程度の出店数に見えました。
新型コロナの感染者も2023年9月8日の段階で増加傾向、通常の出店数に戻るにはまだまだ時間が必要なようです。

こちらも花巻の特産品、ハコショウさんの味噌漬けです。
いつもの「味噌漬けだいこんそぼろきざみ」を購入させていただきました。
おにぎりの具としては最高、マヨネーズと絡めると更に最高です。

またまた花巻の老舗、味噌と醤油を扱う東和町「佐々長醸造さんのブースです。
マルカンビル大食堂さんはこだわりの佐々長醸造さんの醤油を使用しています。

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せがわ京染さん、宮沢賢治さん作品をモチーフにした「銀河夢小紋ハンカチ」は通信販売もされています。

花巻まつり屋台

豊沢町から上町に渡って、屋台や露店が並びます。

4年ぶりの通常開催となった花巻まつりですが、ピーク時の出店数と比較するとまだまだ少なく感じます。

扱う商品はかなり変わりましたが、お面は昔からの定番お祭り販売商品です。
価格は…2,000円前後なんですね、1つですよ、ビックリ~

こちらも昔からの定番、綿あめ、綿菓子とも言いますね。
価格は書いてありませんでしたが、1袋1,000円ぐらいでしょうか?

花巻まつりのメイン会場、上町の脇にもキッチンカーが入っています。

マルカンビルの正面、昔(2010年頃)はここで何度もベーコンを購入、お祭り気分を満喫していました。
当時はかなり安い価格だったと思います。
最近は東和町の有名たこ焼きさん「松葉商店」さんが東和名物としてたこ焼きを販売しています。

 

屋台村

花巻中央広場(花巻デパート・エセナビル(かつてエセナビルには賢治の広場がありました)が存在していた場所)には屋台村が設置されました。

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屋台村は老若男女問わず人気があります。
キッチンカーも入っていますし、特設テント内で飲食できるのもいいですね。

神楽権現舞披露

神楽権現舞は花巻まつり貴重な初日のみの披露行事となっています。

上町歩道には「席取りご遠慮ください」の張り紙が…。
にもかかわらず、席取りのビニール等が敷かれていましたが…微妙です。

普段は人通りの少ない花巻上町ですが、花巻まつりの際は「水を得た魚」のような通りに変身します。

神楽権現舞、上町の東西約300mにわたって磨き抜かれた演舞が続きます。

風流山車

2023年の風流山車参加団体と風流名、見返し((山車には「表」と「裏」があり、それぞれ「風流」と「見返し」と呼ばれ、別々の題材で制作されます))は以下のとおりです。
吹張町まつり実行委員会の「ありがとうSL銀河」が気になりますね。

項目 団体名 風流名 見返し
1 あさひ組祭典実行委員会 道成寺 加藤清正虎退治
2 東町祭典実行委員会 義経平泉出陣之躰 浦島太郎
3 駅前大通り祭典実行委員会 伝説照井沼時鐘の躰 銀河鉄道《賢治の世界》
4 上町祭典実行委員会 一の谷の戦い 義経鵯越の逆さ落としの躰, 静御前, 白拍子の舞
5 里川口町祭典実行委員会 那須与一扇の的之射 一寸法師
6 末広町まつり協賛会 象引 「豊島館」之躰 うさぎの餅つき
7 豊沢町振興会 碇知盛之躰 月夜のでんしんばしら
8 西大通り祭典実行委員会 北松斎 円万寺の鐘を照井沼より引き上げさせる之躰 貝の火
9 花北地区山車保存会 八咫烏之躰 瀬織津姫
10 花巻市役所まつり同好会 花巻城主南部政直円城寺門御普請之躰 錦木塚五郎
11 吹張町まつり実行委員会 桃太郎 決戦 鬼ケ島之躰 ありがとう SL銀河
12 若葉町祭典実行委員会 信玄と信長 幻の西上作戦の躰 紫式部

日中の自由運行、2023年は12台の山車が運行します。
2000年頃は15台ほど運行していた風流山車ですが、時代の流れと新型コロナの影響が大きいのでしょう。

風流山車そのものの背が高いため、人力で電線を持ち上げて、風流山車の頂が電線にあたらないようにする、これも昔からの風景です。

最後尾では太鼓を叩く風景、交通整理をする風景、これも変わりません。
上記は東町の風流山車でした。

こちらは上町の風流山車です。
それぞれ山車のテーマ(風流名・見返し)は毎年異なります。
数十年見てきた印象として「源義経」、「弁慶」等の鎌倉時代をテーマにすることが多いような気がします。

こちらは「あさひ組」の風流山車です。
虎退治で知られる「加藤清正」は戦国武士(安土桃山時代)、加藤清正をテーマにする風流山車も多いですね。

豊沢町の風流山車は「宮沢賢治の生家」隣が格納場所です。

東町、豊沢町、上町、吹張町等のいわゆる花巻の町とよばれる地区からの山車はほぼ欠かすことなく参加しています。
2023年は鍛治町や双葉町の風流山車は無かったようです。

花巻まつりプログラム

夜の山車パレードでは全ての風流山車が楽しめますが、日中も自由運行や休憩時に山車を見ることもできます。

こちらは「花北地区山車保存会」の風流山車です。

神輿スタート

17時40分から神輿のスタートです。
ギネスブックにも登録されている、世界最大数の神輿パレードが始まります。
かつては「樽神輿」が主流でしたが、現在は「宮神輿」が主流…というアナウンスがあり、初めて知りました(笑)
実は神輿=樽神輿と思っていましたが、豪華な宮神輿に変わってきたのですね。
神輿運行=花巻まつり4年ぶりの通常開催

 

神輿は3部門に分かれています。

  • 小学生の部
  • 中学生の部
  • 一般の部

一般の部が最も多い参加数となります。
小学生の部は父兄や学校関係者も加わり、一つの団体においては関わる人数が最も多いように感じます。

2023年は4年ぶりの神輿運行となりました。
全部で85団体前後の参加数、三日間に分かれての運行となります。

2023年9月、花巻まつりの感想です。
人出はピーク時(通行が身動きできないほど)と比較すると4割ほど、2019年と比較すると8割ほどの印象です。
2024年以降、徐々に内容も人出も元に戻ってくることを期待します。

行事の充実度 ★★★★★
屋台の充実度 ★★★★
観客数 ★★★