2023年12月30再編集いたしました。
広い広い岩手県。
2023年の岩手県市町村別ランキングが発表されています。
平成の大合併で減少したものの、市町村の数がまだまだ多い岩手県です。
はたして花巻のランキングはいかに?
目次
結論⇒花巻はなかなか住みやすい街です。
調査の指標
- 住みここち
- 住みたい
- 住み続けたい
- 幸福度 など
調査項目
- 生活利便性
- 交通利便性
- 行政サービス
- 親しみやすさ
- イメージ
- 静かさ・治安
- 物価・家賃
- 自然・観光
調査の指標が少し異なるごとに、各ランキングが微妙に違ってきますが、ほとんどの項目にランクされているのは以下の市町村です。
盛岡は鉄道や高速道も整備され、県庁所在地でありながら風情のある街並み、自然の豊かさ、就業環境も県内他の市町村より充実、大型店舗も多い、そんなところが住みやすさランキング上位に選ばれている要因でしょう。
ちなみに盛岡市は、ニューヨーク・タイムズ紙「2023年に行くべき52カ所」に選ばれました。盛岡市が選ばれた理由は、江戸時代に南部藩の城下町として栄えた歴史的な建物と自然が調和した街並み、地元の食や文化の豊かさ、岩手山や八幡平などの豊かな自然などです。
以下の記事内容は私の実感・体感・印象が大いに含まれています。
平均値が高い花巻市
花巻市は5位~7位が多く、
- まあまあ住みやすい
- 住み続けてもいい
- 移住を検討してもいい
暮らしの満足度が高い市と言っても過言ではないでしょう(星4つぐらいでしょうか)
他市町村は良く見えるもの
私は40年以上、花巻に住み続けています(2024年で44年になります)
長く暮らしていると客観的に感じる・見える部分が少なく、他の市町村がよく見えてしまうことがあるかもしれません。
花巻市と同程度の人口数、そして同じ内陸地方に「北上市」「奥州市」があります。
どちらも新しいショッピングタウンや個性的なお店が揃っているように思えます。
う~ん、花巻 ちょっと負けているなあ。
物価
土地代や居住費、家賃、日常生活費などが対象となるでしょう。
家賃は公共交通機関の充実、大型店舗が揃っている、つまりは利便性に優れている盛岡市及び盛岡市周辺が5%ぐらい高いかもしれません(あくまで印象・実感です)
私はスーパーやドラッグストアでお菓子やパン、歯磨き粉等の家庭用品を見て歩きますが、花巻と盛岡市及び盛岡市周辺(矢巾町等)花巻周辺(北上市、紫波町)とはほとんど変わらない印象です。
交通の利便性
JRについて
私が未だに残念に思うのは、在来線の花巻駅が東北新幹線の発着駅に選ばれなかったことです。
確かに地元の請願で新花巻駅が誕生しましたが、花巻中心街から新花巻駅まで車で約13分要します。
在来線の駅と一緒になっていたら、利便性が良くなったとともに、駅前や花巻駅西口周辺が栄えたのではないかと思っています。
自宅から徒歩で在来線の花巻駅に行き、そこから電車で北上駅まで行き、北上駅から新幹線で東京方面へ向かう手段を選択する方法もありますからね。
新花巻駅・花巻駅は釜石・遠野方面に向かう方たちにとっても重要な駅。
新花巻駅周辺・花巻駅周辺には賢治さんの観光スポットがたくさんあります。
手の玄関口花巻空港
岩手県唯一の空港、いわて花巻空港。
空港が花巻に誘致できたのは「花巻に空港を呼びたい」という当時の有志達の努力があったからでしょう。
函館まで伸びた北海道新幹線がありますが、札幌(千歳)に直行できるのはうれしいですね。
私も3泊4日の札幌・小樽旅行に花巻空港を使わせていただきました。
花巻空港は花巻市民にとって、とてもありがたい存在です。
高速道路
花巻IC・花巻南IC・花巻空港IC・東和IC
なんと釜石まで車で1時間で行ける時代です。
釜石道と三陸縦貫道は本当に素晴らしい!
花巻を拠点とした高速道路網、便利です。
お店の利便性
盛岡は大型ショッピングセンター等大型店舗や大型娯楽施設が多く、東京や関西資本によるお店がほとんど揃っていると言っても過言ではありません。
花巻は大型ショッピングセンターはありませんが、中型ショッピングモールが数か所、スーパー、ドラッグストア、ホームセンター等はそこそこあり、利便性は高いと思います。
大型店は無くても買い物にはまったく困りません。
飲食店
ショップと同様、盛岡や北上にはかなわない印象ですが、チェーン店の他花巻市特有のお店(マルカンビル大食堂)など利便性が高いです。
ちなみにマルカンビル大食堂は依然と比べて値段がかなり高くなりました(ソフトクリーム140円⇒230円など 2023年12月30日現在260円)が、観光客とともに地元にも愛させるお店と言っても過言ではありません。
わんこそばは完全に観光客用であり、地元住民が利用することはめったにありません。私も今まで食べたことがありません。
個性豊かな飲食店や揃っていて、外食がけっこう楽しめる花巻です。
花巻温泉郷
温泉は大変ありがたい存在です。
けっして観光客用の入浴施設ではなく、日常的に温泉が楽しめる、親しみやすい温泉施設が揃っています。
花巻温泉、台温泉、花巻南温泉峡 個性豊かな温泉がうれしいです。
個人的には日帰り入浴代がもう少し安ければ…と思うこともあります。
観光
宮沢賢治さんの出生地としてあまりにも有名な花巻市です。
宮沢賢治記念館をはじめ、賢治さんに関する観光スポット、未来都市銀河地球鉄道壁画等の賢治さんモニュメントなどが花巻市を支えていると言っても過言ではありません。
観光と温泉の街 花巻にとって、観光客の皆様はありがたい存在です。
結論⇒花巻はなかなか住みやすい街です。
あっ、行政サービスも昔(昔の基準があいまいですが)よりもかなり良くなりました。
花巻まつりや賢治祭、宿場のひなまつり、泣き相撲、わんこそば全日本大会、金勢祭り、神楽等行事も充実しています。
2022年花巻まつりは…開催できればと思っていましたが、規模を縮小して開催されました。
2023年は待望の通常開催となっています。
花巻住みごこちまとめ
花巻市は、岩手県の中西部に位置する市で、自然や温泉、宮沢賢治の文化などが魅力の街です。
花巻市の住みやすさについては、以下のような点が挙げられます。
- 利便性:
- 花巻市には、JR東日本の東北新幹線や東北本線、釜石線が通っており、県内外へのアクセスが良好です。また、花巻空港からは、日本の主要都市やアジアへの便も運航しています。市内には、スーパーやコンビニ、ドラッグストアなどの生活に必要なお店が充実しており、買い物に不便はありません。
- 交通環境:
- 花巻市は、高速道路のインターチェンジが3か所あり、車での移動も便利です。市内のバスの路線網も充実しており、花巻市内循環バスは、市内各地へスムーズに移動できます。利用料は大人が100円、小学生は50円、未就学児は無料です。
- 住環境:
- 花巻市は、人口密度が103人/km²と、岩手県平均の87人/km²や全国平均の1,070人/km²よりも低く、のびのびとした住環境です。市内には、美しい水辺や緑豊かな山々があり、季節の変化に富んだ景色を楽しむことができます。また、花巻温泉郷や宮沢賢治記念館などの観光スポットも多くあり、休日の過ごし方にも困りません。
- 子育て支援:
花巻市は、利便性や交通環境、住環境、子育て支援などの面で、住みやすい街だと言えるでしょう。
もちろん、他市と比較すると、遊び場や飲食店などが少ないと感じる方もいるかもしれませんが、それは個人の好みやライフスタイルによって異なります。
花巻市の魅力を感じることができるかどうかは、実際に訪れてみることが一番だと思います。
花巻市の住み心地をAIに質問。長いので要約すると「利便性や交通環境、住環境、子育て支援等の面で、住みやすい街と言えるでしょう。他市と比較すると遊び場や飲食店などが少ないと感じるかもしれませんが、それは個人の好みやライフスタイルによって異なります」なそうです🙄
— 郷花巻 (@butakko1) December 31, 2023
花巻に来てけらい! pic.twitter.com/dETI8nsZmq
花巻市に対する個人的感想です。
買い物等利便性 | ★★★★★ |
交通環境 | ★★★★★ |
住みやすさ | ★★★★ |
う~ん、住みやすさを四つ星にしたのは意外と雪が多い、積雪で暮らしが辛いと感じることが時々あるからです。