2023年6月4日、編集いたしました。
花巻が気になる方に、お役に立つかもしれない情報を発信してまいります。
目次
賢治さん設計花壇
宮沢賢治さんが晩年に設計したと言われる花壇が花巻市花城町にあります。
賢治さんが設計した花壇まとめ
賢治さん設計の花壇は茶寮かだんの敷地内にあります。
茶寮かだんは旧橋本家宅、いわゆる古民家で和洋折衷、屋内外とも当時としては最先端の建築技術が駆使された造りとなっています。
古民家の大正時代から昭和にかけての懐かしさ、穏やかさ、豊かさを楽しみながら食事をいただける場所となっています。
建物の内外観と食事内容は下記記事から確認できます。
茶寮かだんは通称「ひゃっこ坂」の下に位置します。
ひゃっこ坂は花巻市役所向かいの細い路地であり、車輛一方通行です(車輛は下側から通行できません)。
賢治さんが又従兄弟の夫人のために花壇の設計を行ったと書かれています。
賢治さんゆかりの花壇は自由に見学ができます。
食事をとることなく、見学のみでも大丈夫です(無料)。
表札は「一ノ倉」さん、花巻に長年暮らす私にとって、花巻で「一ノ倉」さんという苗字は高貴な苗字であるというイメージです。
日替わりランチは「ミルフィーユとんかつ」、地元の素材、特に花巻市東和町の素材にこだわったメニューが提供されます。
玄関はこちら、門をくぐって石畳を通った右側です。
5月~6月は大変緑が映えます。
賢治ゆかりの花壇
門をくぐった左側が賢治さんゆかりの花壇です。
旧橋本家別邸とは敷地内の古民家のことです。
花壇の草花の色が鮮やかな季節、特に6月は美しく咲き誇ります。
過去記事の花壇は5月の上旬、徐々に花がほころんでくる時期です。
賢治ゆかりの花壇には正面とは別の出入口が下側にあります。
石の階段を上りきると、先ほどの場面「旧橋本邸に残る賢治ゆかりの花壇」が出現します。
個人的には正面ではなく、下側から登っていき、花壇を確かめる…いい感じですね。
花壇のみでも見学可能なおすすめスポット
正面まできました。
短い時間でも、賢治さん設計の花壇を十分堪能、癒されます。
古民家外観
縁側にも席があり、線側から外の景色とともに食事を楽しむ…そんな至福の時も味わえます。
花巻はなぜ宮沢賢治を生んだ?
「NHKブラタモリ」でも紹介された、賢治さんゆかりの花壇。
賢治さんが農業を志した「自耕の地」「羅須地人協会」、銀河鉄道の夜のモデルとなったと言われている「花巻電鉄車輛設置市民の家」。
そして晩年の賢治さんが造った「花壇」に込めた思いとは?と称して賢治ゆかりの花壇を訪れています。
6月、なんと美しく咲き誇る花たちでしょう。
賢治さん設計の花壇(ゆかりの花壇)の個人的感想です。
美しさ | ★★★★★ |
賢治さん感じ度 | ★★★★★ |
茶寮かだんとのトータル度 | ★★★★★ |